行動にまで影響を及ぼす”指導”ができないものか…

リハビリと患者と私

本日の出来事

 本日もいつも通りリハビリ業務を行う。お部屋を伺うと患者さんが管理栄養士に食事指導を受けていた。その後,リハビリを一緒に行って食事に関する話をしたが,退院後も食習慣を変えるつもりはなさそうだ。

思ったこと・考えたこと

 退院後の自主トレ指導でも同様である。実際にパンフレットを作成しても続けている人は極わずかであることを通所や訪問をしている時に知った。(他のスタッフに聞いても同様である。)人間は自身の堕落を他人に指摘されても変えようとはしないのが自分含め承知しているが,骨折や脳梗塞,心疾患などで,数カ月以上生活を損なわれても変えようとしないことを感づいた時は衝撃だった。患者さん達はきっと後悔はしているけど,普段の娯楽と優先順位を天秤にかけた時に,後者の重量が勝るのだろう。食習慣,酒,たばこ,運動不足….生活習慣病の原因は明らかなのに,行動に移れない点に現代病の脅威が隠れている。父に減量指導してはや3ヶ月。2ヶ月地点で6kg程の減量に成功していたが,それをまじかに見ていたふくよかな母は動かなった。正確に言うと動けなかったのかもしれない(体重が重いから動きにくいと言う意味ではないです笑)。結局,4月から始めて今では3kgの減量に成功している。6月の健康診断が楽しみだそうだ。

一言

病気になってからでは,遅い。その前に行動に移れる人を僕はとにかく増やしたい。自分,親,兄弟….,次は気づいているけど動けない人たちか…。

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