● 事実
ある患者さんに歩行安定性向上を図るためのステップ練習を行っている最中のこと。「これはどういうことのための練習?」と質問された。勿論安定性や歩行効率を向上するための練習と説明したが,どうにもしっくりこない自分がいた。
● 思ったこと
上記に示した感情を抱く条件として現状明白なことは,担当した患者さんがすでに歩行が自立(介助なしで歩ける)していることである。特に50-60代の若い方は障害があっても,動けてしまう人が多い。患者さんからすると”歩ける=退院できる”の思考回路になる人もいる。要するに僕は,若い世代でなんだかんだで歩くことができ,帰宅願望が強い患者さんに接する時の消費カロリーが多いのだと思う。
テレビやYoutubeで専門家がわかりやすいように解説しているところをよく見かけるが,改めてすごいスキルであると感じた。
● 今日のひとこと
セラピストの放つ言葉次第で患者さんのモチベーションを左右している。
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